2010-09-15 たまにはちょっといい話。

ちょっとごぶさたの友達からメールをもらいました。

私が体調悪かったのを知って、慌てて連絡してきてくれたみたいです。とてもありがたく嬉しかった。私は元気ですよー。ありがとう。


彼女にこの前、マッサージしてもらいました。そういう機会って、私にはほとんどないので、つくづく嬉しかったなー。


暖かくて、優しくて柔らかい、でもしっかりした、とてもいい手でした。包み込むような安定感のあるストロークで、マッサージとても上手だった。こちらが安心してゆるむことができる、深くて広い器を感じました。

===

私は比較的どこでも簡単にゆるむことができるタイプではあるけれど、本格的にゆるむには、それを可能にする場所や空気が必要。


こちらがゆるんでも、しっかりとそれを受け止めてもらえる、という安心感がなければ、誰でもそうそう簡単にガードを解けないでしょう。


おそるおそる指先だけで触られれば、こちらも緊張して固くなる。ゆったりとしっかり触られれば、こちらも安心して開くことができる。ごくごく簡単に言えば、そういうことです。


だいたい、他の人間やら生き物に触るのに不慣れな人が多すぎるよ!と、切に思うのは私だけでしょうか。お子さんにぜんぜんスキンシップしない、というお母さんも多いしな。とにかくなるべく自然に機会を作って練習した方がいいよー。ホントに。

===

で、本題に戻ると、、、彼女は、人間相手じゃないけれど、怪我や病気の動物が相手のお仕事。傷ついて、弱っている生き物に日常的に接している、という点では、私と共通点があるわけです。(人間も生き物ですよねー)


だけど、彼女の場合は、対象が治るだけじゃなく、死んでしまうこともあるような現場(動物病院ですね)で、長く働いています。シビアな場面にも、たくさん向き合ってきているそうです。彼女の深くて優しくてしっかりした手は、そういう日々の繰り返しの中で鍛え上げられたプロフェッショナル魂からきているんだろうなーと、しみじみ思います。


そこに至るまでの、長年のさまざまな試行錯誤や苦労を聞いているだけに、彼女の手の温かさが、ひときわ尊く感じられました。自分が触るだけじゃなく、触られてもいろんなことを感じますよね。彼女に触ってもらっただけで、いろんなことが伝わってきました。


これ以上はうまく言えないんだけど。ありがとう。感謝してます。またマッサージ大会しましょう!あとは、あんまりいい話じゃないかも。。。


なんて言ったらいいんだろうな。。。彼女と私がもし他にも共通点があるとしたら、具合の悪い相手を恐れない、ということかもしれないなーと思いました。


おそらく普通の人は、具合が悪い、弱ってる、命が消えていく、とか自分以外の生き物がそういう状況になってると、あんまり冷静でいられなくて、一刻も早くその状況を抜け出そうとしたり、見ないようにしたり、パニックになったりするのかもしれませんね。


そりゃあ私だって、誰か(や生き物)が具合悪いのを見るのは楽しくない。でも、やっぱりちゃんと直視して、状況をしっかり見極めて、受け入れなければ、まずはなにもはじまらないわけです。まぁ、慣れと訓練は必要ではありますが…


とりあえず言えることとしては、一定以上に重い病気や怪我の場合は、まずその事実を事実として捉えて、あんまりよけいなことは言わないで、なるべくふつうに、いつもどおりに居ればいいだけ、かもしれません。


相手が苦しそうだと思えば、「とっても苦しいんだね」って言えばいい。言葉が通じない相手だったら、そっと撫でたり包んであげればいい。ホントにそう感じてそうするのなら、それは薬になるかもしれないし。


そこで平常心で居られること自体が、まず難しいのかもしれないけど。苦しみを必要以上に恐れて遠ざけたり、「早く良くなる」ことばかりを過剰に強調すると、結果的には苦しんでる当事者を傷つけるかもしれない、ってこと、おそらく知ってて損はないと思います。

(↑ 一定以上に重い状態の場合の一般論として。あとはケースバイケース)


きのう、隣に住んでる叔母のイヌが死んじゃったんです。急に。たかがイヌ。だけどイヌ。とてもさびしい。いろいろと複雑で、難しい問題を背景にしてやってきて、育った子でした。これまで本当によく頑張ってくれたと思います。


死はなんだか、生きてるこちら側に響いてくる重低音みたい。(2010年9月15日)

鍼灸・手技セラピーたまゆら|方南町

東京都杉並区方南町(2004年5月開業)ベッド1台の小さな治療院です。 慢性疾患の体調管理、耳鳴り、難聴、めまいなどの疾患を最も多く扱っています。ストレス性疾患、不定愁訴の臨床実績も豊富。 からだと心の両面から、みなさまの健康をサポートします。